最近、多いのが遠くの病院への転院です。
患者さまのご家族や、病院関係者からの問い合わせも多くあります。
遠くの病院への転院は患者さまの移動時間を考慮すると、新幹線や飛行機を利用することになります。


飛行機での移動は気圧の変化などにより、疾患や状態により医師の許可が出ないこともあります。
必ず医師に確認をしてください。
医師の許可があれば、車椅子利用でも、ストレッチャーに寝たきりであっても、点滴や酸素などの医療機器を使用していても飛行機に搭乗することはできます。


診断書や同意書の記載や医療機器の持ち込みの書類、酸素の貸し出し書類や付き添い看護師の氏名の届け出など細々とした手続きが必要になり、航空会社などにより提出書類も違うので、病院の医療相談室のソーシャルワーカーさんに窓口になってもらうことが大切です。
搭乗する2日前までに書類の提出が必要です。


病院から空港までの移送は、病状や症状に合わせ、介護タクシーさんにお願いします。
車椅子を使用しているか、座ることができるかできないか、寝たままなのかにより、飛行機への搭乗の仕方が大きく変わります。
新幹線には多目的室という部屋があるのですが、飛行機は一般のお客様と同じ客室になります。


車椅子利用の場合は、空港のチェックインカウンターまでは介護タクシーさんの車椅子または、ご自分の車椅子で行きます。
チェックインカウンターからは、航空会社の車椅子に乗り換えます。
ご自分の車椅子の場合、預かっていただきます。
搭乗には機内専用の車椅子に乗り換え、一般のお客様より先に搭乗し、最後に降りることになります。

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プライベートでも月に1回ぐらいのペースで行くディズニーランド(ディズニーシー)ですが、ここ最近は仕事(付き添い看護)でディズニーに行くことも増えてきています。


ディズニーランドやディズニーシーでは季節ごとにイベントが変わりますので、そのイベント毎に家族とディズニーに行くことにしている利用者さまもいます。


利用者のAさまの場合はPCAポンプで麻薬を使用しながら骨転移の痛みを抑えながら病院からの外出を楽しんでいます。


娘さんやお孫さんと季節ごとにディズニーに行くことで季節の移り変わりを楽しみ、また次のシーズンも楽しみにしながら療養を続けていけるといつも喜んいただいています。
ディズニーランドはバリアフリーもしっかりしており、働いているキャストの方もとても丁寧に対応してくださるのでとても快適です。車椅子でショーをみたりご飯を食べたりするのにも困りません。


Aさんも初めて病院から外出するときには本当にディズニーランドに行くことができるのだろうかと心配しておりましたが、事前に担当の医師や病棟の看護師と打ち合わせをしてどのようにすれば身体への負担を少なく外出できるかといったことを考え、Aさん自身にも病棟の生活の中で事前にシミュレーションをしてもらっていたので安心して外出してもらうことができています。


入院中でもディズニーランドに行きたいといった方が最近は多いなと感じます。

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昨日書いた新幹線の多目的室の写真です。
東海道新幹線と東北新幹線の多目的室です。
写真で見ると広く見えますが、結構狭いです。
リクライニング車椅子がギリギリ入る広さです。
写真に写っている青い座席はリクライニングシートとして平らになりますが、座席を広げると多目的室内に車椅子が入らなくなってしまいます。
部屋が狭いことだけが残念です。
扉を閉めることができるのでプライバシーは守られるので、状態の悪い患者さまでも比較的落ち着いた空間で移動できると思います。
ストレッチャーの患者さまも多目的室で移送することがありますが、
ストレッチャーから座席に移るのは少し大変です。