『孫の結婚式に出席したい』

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Sさんは呼吸器の病気で入院しています。

普段は娘さん家族と同居しています。


もうすぐ大好きなお孫さんの結婚式です。

結婚式にはどうしても出席したいと思っています。


一緒に住んでいる娘さんは、毎日のようにお見舞いに来ています。

お孫さんも大好きなSさんのためにお見舞いによく来ます。


そんな仲のよいご家族なのに、Sさんはお孫さんの結婚式に出られません。

病状が悪いからという理由ではありません。

医師は一生に一度の結婚式だから外出の許可を出してくれました。


結婚式、晴れの日にその家族にとって大切な日です。

親戚や友人、相手方の親族など大勢の方がみえます。

家族は親族の接待や挨拶などで忙しくSさんのお世話をすることができません。


Sさんは結婚式に出たい。

娘さんもお孫さんもSさんには是非とも出席してもらいたいという気持ちはあります。


しかし、Sさんのお世話をすることができないので、Sさんは結婚式に出席しないことになりました。


結婚式への出席を諦めきれないSさん。

「家族に迷惑がかからなければ出席してもいいのか?」とSさん。

「結婚式当日、おじいちゃんのお世話ができないのよ」という娘さん。


そこでSさんは結婚式当日に付き添いをしてくれるサービスを探しました。

初めはヘルパーに付き添いをお願いしようと考えました。

しかし、ヘルパーでは病状が急変した際に対応が難しく。

また医師もあまり良い顔はしませんでした。

そこでSさんは看護師の同行を依頼することにしました。


Sさんは外出同行で病院から直接、結婚式場へ。

娘さんにも、お孫さんにも迷惑をかけずに。

Sさんは結婚式に参加できました。

病院から結婚式場へ、そして病院へ。


喜んだのはSさんだけではありません。

おじいちゃんに結婚式に出席してもらえたお孫さんにも大変喜んでいただけました。

晴れの日の晴れの舞台に、大好きなおじいちゃんに出席してもらえた。

「忘れられない思い出になりました」とお孫さんは笑顔で言ってくださいました。


Sさんも「思い残すことはもうない。よかった。」と。


病気だから、入院しているからと。

そこで、諦めないでほしいのです。

生死を分けるような重症なら仕方ありませんが。


病気であっても思い出を作ることはできるのですから。

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