『立つ鳥跡を濁さず』 病院からの一時外泊、看護師の付添い事例

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がんで終末期のSさん。

自分の病気のことは知っています。

独り暮らしをしていました。

自由気ままに生活していましたが、独りでは日常生活に支障があります。

そこで24時間、家政婦さんにお願いしました。

今までは独り気ままに過ごしていたのに、

家政婦さんがいるので気ままに過ごすことができません。

ついつい、家政婦さんに言いたい放題言ってしまいます。

家政婦さんにとってはストレスです。

もう、お世話をするのも限界です。

そこで親族の方と相談し、病院に入院してもらうことにしました。

「病院を受診しましょう。」というとSさんは嫌がるので、

ある日突然、救急車で病院に行き、そのまま入院しました。


病気のことは覚悟していたけど、突然の入院で戸惑ってしまいました。

独り暮らしだからこそ、片付けておきたいことがあります。

資産の管理や今後のこと。。。

まだ、遣り残したこともあるのです。

家の中も見直しておきたい。

処分したい物もたくさんあります。

「もう、退院できないから、『立つ鳥跡を濁さず』きれいに片付けたいよ。」

病院から外出しました。

自宅には親族の方、弁護士さん、会計士さんが来ています。

書類を作成し、物品の場所をリストアップし、

身辺整理をし、不要な物は処分し、

どうにか外出は終了しました。

気になっていたことが解決できたのか、

「よかった。これで安心して逝けるよ。

独りだからこそ自分で納得させたかった。。。

『立つ鳥跡を濁さず』。。。」と。

とても疲れた様子ですが、満足した様子です。

慌しい一日でしたが、ご本人にとって充実した一日でした。