在宅死から病院死へ

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在宅死について考える1


みなさん意外に思うかもしれませんが、余命が限られていた場合自宅で最期(死)を迎えたいと考えている人が85%近くもいることをご存知でしたでしょうか。

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しかし、実際にその85%の人のうちのわずか20%足らずの人しか自宅での最期(死)を迎えることができず、その他大勢は病院や施設での死を迎えることとなっています。

今日では病院で最期を迎えることは当たり前のように思われていますが、50年ほど前の日本では病院や施設で死を迎えることは珍しく、住み慣れた家(自宅)で最期の時を過ごすことが一般的でした。



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1953年には自宅死と病院(施設)死の比率は88%対12%だったのですが50年後の2003年にはまったく逆の自宅死と病院(施設)の比率は13%対87%となってしまいました。

 

なぜこのように自宅で最期を迎える事が少なくなってしまったのでしょうか。

昔は往診医がいたために安心して住み慣れた家で最期を迎えることができました。

今は往診医も少なく、「急に様態が悪くなったときに不安」「家族に迷惑をかけたくない」

「独り身だから」などの不安のため病院にいるほうが安心と考えられています。

確かに積極的な治療は病院でなければ受けることができません。

 

しかし、病院で最期を迎えることが本当に幸せなことなのでしょうか。

病院に居れば延命処置を受けることができ家族の不安も軽減することができます。

ですが残された時間を自分らしく生きる、大切な家族と一緒に過ごすとことを考えたときに、病院で死を迎えるのではなく住み慣れた家で最期のときを過ごすということも選択肢の1つです。

 

そうした在宅生活を送るためにも、病気に対する不安や家族の心のケアのためにも介護保険や医療保険そして有料による在宅医療・在宅看護サービスを利用してみるのもよいのではないでしょうか。



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