住み慣れた家で死にたい

在宅看護・健康Home最期はどこで住み慣れた家で死にたい

みなさんは自分の最期(死)をどこで迎えたいかと考えたことはありますか。

「できれば住み慣れた家で死にたい」「自宅で家族に見守られて死にたい」

などと思っている人もいるのではないでしょうか。

 

でも「普通は病院で死ぬんじゃない?」そう考える人が多いでしょう。

テレビドラマなどでも見られるように、現在では末期がんや重度の病気になると

病院に入院し枕元には医療機器が置かれ医師や看護師に囲まれ、

そして家族や友人は病室のドアの前で最期(死)の時を待っているのが

一般的な最期の迎え方となってしまっています。

 

しかし、50年ほど前までの日本では病院や施設で死を迎えるということは 稀なケースで、8割以上の日本人が住み慣れた家、つまり自宅での最期(死)を 迎えていたのです。

 

末期がんや重度の病気になれば入院すると考えるのは確かに当たり前のように 感じますが、できることならば病気であっても自分らしく生活がしたい、 家族と一緒に貴重な時間を過ごしたいと思っている人は多いのではないでしょうか。

 

では、なぜ自宅で最期を迎えたいと考えている人は多いのに病院で最期を迎える ことになるのでしょうか。

 

それは家族に迷惑をかけたくないという患者さまの家族を思ってのことに他なりません。

自宅で死を迎えるということは最期を迎えるまでの療養生活を自宅で家族が看護する ことになるということです。

家族だけで看護することは精神的にも肉体的にもとても疲れてしまい再び入院して病院で最期を迎えるといったことも少なくありません。

 

そうした家族の負担を少しでも和らげるためにも私たち看護師による家族の心のケアや 在宅看護サービスのあり方が問われてくるのではないかと考えております。

ここでは在宅死について考えていきたいと思います。